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執筆者の写真Laetitia

【ベビーリングの素材について】20年後も変わない輝きを

更新日:2020年3月22日


Laetitiaのベビーリングの素材はPt900(プラチナ900)とK18YG/PG/WG(18金イエローゴールド・ピンクゴールド・ホワイトゴールド)でお作りしています。

左からプラチナ・ホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールドです。

赤ちゃんが生まれて大きくなるまで。そしてその先も一緒に歩んで欲しいから品位の高いこれらの素材を選びました。ジュエリーとして古くから一般的に使われている素材で、変色が少ない、強度がある、修理や仕上げ直しなどのメンテナンスがしやすいなどを考慮しています。 K18WG(ホワイトゴールド)はメッキを施し白い色に見せることも多いのですが、メッキは使用していると剥がれるリスクがあるので、Laetitiaのホワイトゴールドの商品にはメッキ加工をしていません。左から2番目、比べるとすこし黄色みを帯びているのがわかると思います。ホワイトゴールドって「白い金」という貴金属が存在するわけではなくいわゆる金色と白い色の金属との合金なんです。 と、突然いわれてもよくわかりませんよね。 素材について触れたので今回はジュエリーに使われる金属についてご紹介します。

ジュエリーをみるとPT900とかPT950とかK18とかK10とか書いてありますよね。 この数字ってなんだか知っていますか? この数字、金属のなかに含まれている「割合」を示しているんです!

純度99.9%のプラチナはPt1000と表されます。 なのでPt950と書かれていれば1000分の950、95%がプラチナ。5%が他の金属。 同じようにPt900であれば1000分の900、90%がプラチナ。10%が他の金属です。 ゴールド(金)に関しては単位が変わります。 純度99.9%の金はK24(24金)と表されます。 K18(18金)であれば24分の18、75%が金、25%が他の金属。 K10(10金)であれば24分の10、約41%が金、残りが他の金属。 シルバー(銀)に関しても1000分率で スターリングシルバーと呼ばれるSV 925は、92.5%が銀で残りは他の金属です。

なんで他の金属とまぜるかというと... 純プラチナ・純金のままだと柔らかすぎて曲がってしまったり加工に向かないのです。なので他の金属と混ぜ合金にすることで強度や硬度を高め、デザインの多様性が可能になりますしピンクゴールドやホワイトゴールドなど色の変化も楽しめるんです。

また同じ写真ですが 右側の3つはどれもK18です。金(ゴールド)が含まれている割合はどれも同じ。 イエローゴールドは、シルバーと銅が同じくらいの割合で含まれています。 銅の割合が増えると赤みが強くなります。それが右端、ピンクゴールドです。 綺麗な10円玉の色思い出してみてください。あれが銅の色。

ホワイトゴールドは通常パラジウムという金属と混ぜられます。パラジウムは銀白色の金属なので75%含まれる金の色味を薄めるため白っぽい金属になるのです。

純度の高い金属のほうがアレルギーが出にくいというのはこの合金が関わってきます。 金属アレルギーについては改めて記事にしますね。 純プラチナや純金は純粋な状態では空気中や水中では変化せずさびることはありません。先ほどの説明の通りジュエリーに通常使われるのは合金なのでその混ぜた金属の特性により変色はしますが、Pt900 やK18は純度が高いため他の金属よりその変化は少なくなります。(磨き直しも簡単に出来るのです)

Laetitiaのベビーリングはお子さまの一生に寄り添うリング。 生まれたばかりの赤ちゃんを想うママに寄り添うリング。 長く使って欲しいリングだから、素材選びにもこだわりを。

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