「天使ママの母の日」を知っていますか?
先日、「見えない不安の中での豊かなお産とは。もしも助産師のわたしが今出産を控えていたら。」というコラムを寄稿していただいた助産師のちえみさんの今日のブログの記事で初めて知った「天使ママ」の母の日。
詳しくは、ちえみさんのブログをお読みいただきたいのですが ▶ちえみさんのブログ「天使ママの母の日を知っていますか?」
一部を抜粋させていただきます。
母の日の1週間前にあたる
今日、5月3日は
International bereaved Mother’s Day
子どもを亡くした母の日です。
息子さんの誕生死を経験された女性が、
その数年後の2010年に、
他の同じ経験をした天使ママの
つらい思いを癒そうと始めたそうです。
従来の母の日を変えていきたい。
今は形として
目の前に我が子はいないけれども、
母親のわたしが確かにいる。
でも母の日なんてわたしには関係ない日。
天使ママにとっても
母の日は変わらぬ母の日である。
そんな想いが綴られていました。
ベビーリングにできること
わたしは、天使ママの母の日を知って、ずっとどうしたらいいか迷ったままにしていたことをこのページに書いてみようと思いました。「赤ちゃんの誕生を祝う」だけでなく、ベビーリングには役割があると思っているからです。
天使ママのためにもできることがある
ベビーリングを発表した3年数か月前。 流産や死産をした方にも
きっと意味のあるものになると思うよ
と言ってくださった方がいました。
周りは早く忘れなさいって言う。
でも忘れられるわけはない。
だけどずっと悲しんでいてはいけないとも思う。
けど絶対忘れられない。忘れない。
そんな複雑な思いのなかで
その名前を刻み込んで
持っていることが出来るとしたら
きっとラエティティアのベビーリングは
そんな女性の力にもなれると思うよ。
と。
その方もいちど流産を経験されていました。
わたしにはその経験がなかったから
それをどう伝えたらいいのか
薄っぺらくなってしまうのではないのか
知らないくせにと言われてしまわないか
そんなことを考えているうちに
3年も経ってしまいました。
その間に
亡くされたお子さんの名前を刻み
手にしてくださった方も
いらっしゃいます。
その方が
今どんな気持ちでいらっしゃるか
それはわからないけれど
それを身につける時に
鏡を見ながら
ニコッとしていてくれたらいいな
と思います。
わたしは
自分が妊娠出産するまで
簡単に妊娠して
みんな無事に生まれてくる
とは言わないけど
いろんな妊娠・出産があることは
よく知りませんでした。
生まれればいずれ大人になる と成長を頼もしく思うけれど そうではない可能性もゼロではありません。
経験もしていないし
心から共感できるとは
言えないけれど
天使ママの母の日
と知って
書いてみることにしました。
どうかあなたが幸せとともにありますように。
何もできないかもしれないけれど わたしにも寄り添わせてください。 悲しい気持ちも
前を向きたい気持ちも
新たな喜びも
悔しい気持ちも
あなたの胸元で
ぜんぶまるっと
包んでくれますように。
願いを込めてお届けいたします。
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