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  • 執筆者の写真Laetitia

Bow(ボウ)~絆を結ぶ・立派な王子様に蝶ネクタイを~

更新日:2020年3月22日


You(ユウ)と一緒に生まれたBow(ボウ)。

誕生石の下に可愛く蝶ネクタイを結んだ可愛らしい男の子です。 名前は蝶ネクタイを表す「Bow Tie」から。そして男の子を呼ぶ「坊」にも由来しています。

チェーンに通して使うとリボンみたい。 お母さんに使って欲しいからもちろん可愛さもちりばめて。

お母さんとお父さんがいて小さな命でつながる輪、それをカタチにしていく中で「家族になる」「一つになる」「そして広がる」というテーマがひとつずつ出来上がってきました。そんな時に浮かんだのが「契りを交わす」という言葉。「わたしとあなたがひとつになる」「わたしとわたしがひとつになる」、それって「プロポーズ」みたいだなぁと。 気づいたときには家族だった、家族なんて自然になるものかもしれない。今日から家族です!ってなかなか宣言しないと思うのだけれど、それを宣言してカタチにしてもいいのかな、なんて思ったわけなんです。だから、3つの輪の次は「エンゲージリング(=婚約指輪)」みたいなベビーリングが作りたいなぁと思って、そして生まれたのが今回紹介するYou(ユウ)とBow(ボウ)でした。どちらもリボンのようなモチーフを選んだのは、家族の縁や絆をギュッと結ぶというイメージを表現したかったからです。

リボンを結んだその先は小さいけれど実は「ハート」の形をしています。

誕生石を留めるその4本の爪は、お母さんやお父さんの愛情たっぷりの手をイメージしました。結んだその手で抱きしめられる小さな命。それが誕生石。赤ちゃんが愛情たっぷりの手で支えられて健やかに幸せに人生を歩めますように。そんな願いを込めています。

トツキトオカお腹の中で育み生み出した小さな王子様。だけど立派な王子様。だから可愛い蝶ネクタイで立派に世界に送り出す。そして私たちはその姿をそっと見守るだけ。

Youと同じくして生まれたこのBowもやっぱり「結ぶ」というコンセプト。

それは「家族の絆を結ぶ」ということと同時に、出産という一大イベントを終わらせる、締めくくるという「結び」の意味も含みます。

Youの紹介でも書きましたが、 トツキトオカ、お腹の中で育まれた小さな命。そのあいだ、お腹の中の赤ちゃんはお母さんとへその緒でつながっています。お母さんが歓びに満ち溢れている時、楽しく笑っている時、不安で仕方がない時、つわりで苦しくほとんど食べられないときでさえも、赤ちゃんはへその緒・胎盤でお母さんと繋がり、そこから自分で必要なものを取り込んできました。そしてお母さんも、どんな時でもどんな状態でもその小さな命に与え続けてきました。 ちゃんが生まれ切られた時、へその緒はその役割を終えます。 ちゃんはそこからはひとりの人間。もちろんできないことが多いからサポートは必要だけれど、お母さんがその子のために身を投げうって子宮で果たす役割はおしまい。 だからね、いったん「結ぶ」。妊娠・出産という役割は終わりました。と。 そこからはまた新しいストーリーで、産んだからってもし「苦しみながら」だったら育てなくちゃならないわけじゃない。それでも、やっぱり手を差し伸べたいのならしっかりサポートすればいいし、難しいならちゃんとサポートできる体制を整えればいい。 それは少々鋭利な発言かもしれないけれど、そのくらい「一旦」「結んで(締めくくって)」みたらいいと思うのです。そこからを選ぶのもあなたの自由。

だから、かわいい王子様にはちいさな蝶ネクタイを結んであげて。 ほら、もうどこへ出ても大丈夫な立派な男の子。

男の子だからベビーリングはおかしいよね。 女の子だからいいよね、うち男の子だし。 ベビーリングについてそんなお話をよく聞きます。 男の子だってベビーリング持っていたっていいんですよ。 だってベビーリングは赤ちゃんの幸せを願うものだから。 大きくなったら、大好きな子にあげてねって渡してもいいし、結婚する女性にプレゼントしてもいい。お母さんがそのまま我が子の幸せを願って身に着けていてもいい。 男の子のお母さんにはPristine(プリスティン)が人気ですが、ちょっと違うタイプもいいなぁという方に、これなら男の子に向けたコンセプトがあるし!と安心しておばあちゃんおじいちゃんやご主人におねだりしてもらえたらいいなと思って「Bow(ボウ・坊)」が生まれました。

我が家は女の子二人姉妹なので、男の子の子育てってどんな感じなのかは想像しかできません。女である自分の身体から「男の子」が生まれるってどんな感じなのかな。赤ちゃんんだけど「異性」ってどんな感覚なのかな。やっぱり「小さな恋人」みたいなのかな。 なんとなく「女の子」と接するのとは違う心持ちがあるんじゃないかなと思うのです。

赤ちゃんの今だけではなく、この先、男の子が遭遇する変化に戸惑うことがあるかもしれない。知らないことだらけかもしれない。理解もできないかもしれない。その時に自分の一部として捉えていると悩むこともあるかもしれないから、やっぱり一度「結ぶ」が大事なんじゃないかな。 トツキトオカ育んで産んだことと、その後のことを切り離す。一旦「結ぶ」。 天真爛漫な笑顔も、ちょっとまいっちゃう大泣きも、理解できない言動も、わたしじゃないから当たり前。子供との間にちょっと「間」を置くことで、あなたもあなた自身でいられると思うのです。

だから かわいい坊には、かわいい蝶ネクタイを結んであげて。 ベビーリングBow(ボウ)はこちらから。

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