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  • 執筆者の写真Laetitia

8月の誕生石はペリドット



誕生石とは


身に着けるとお守りになる、幸せが訪れると言われる誕生石。その由来は諸説ありますが、旧約聖書の『出エジプト記』に出てくるイスラエルの祭司長の胸当てにはめ込まれた12種類の宝石、そして新約聖書の『ヨハネの黙示録』で理想郷として描かれた聖都の城門の12個の土台を飾る宝石などが誕生石の由来とも言われています。 現在の「誕生石」はそれらを基礎とし、その後地域や時代により変化していったと言われていますが、日本でよく知られている誕生石は1912年にアメリカの宝石業界により定められたものとなっています。 Laetitiaのベビーリングの誕生石はそれらに基づき使用していますが、記念の品として大切に箱の中に入れておくだけではなく身に着けて欲しいので強度なども考慮し選んでいます。



 



8月の誕生石はペリドット


8月の誕生石はペリドット。鮮やかなオリーブグリーンの輝きが特徴的な石です。この石は隕石とおなじような成分からできていて、古代の人々は「太陽の石」として崇拝してきました。今回はそんな8月の誕生石ペリドットをご紹介します。



ペリドットはどんな石?


夜の灯りでも輝く「太陽の石」


古代の人々が「太陽が爆発して飛んできた石」と考えていたペリドット。屈折率が高く、暗い場所でも昼間とあまり変わらない明るい色を放つため、その輝きは人々を魅了してきました。ペリドットは昼間は日光に溶け込み見えにくいため、古代エジプトでは夜間に採掘がおこなわれていたといわれています。また、ほの暗い照明の下では驚くほど高い輝きを発するため、ローマ人には「イブニング・エメラルド」と呼ばれていたそうです。

多くの人に親しまれてきたペリドット


古代エジプトが国家の象徴として崇拝していた太陽神ラーの黄金の光を受け継いでいると考えられ、ペリドットは非常に大切な宝石とされていました。危険から身を守ってくれる石だと信じられていたそうです。また、以前はハワイでよく産出されていたことからハワイの先住民はペリドットを女神ペレの涙だと信じていました。美しい容姿を持っていた火山の女神は、醜い豚の神であるカマプアアに求婚をせまられましたがそれをはねつけ、怒ったカマプアアに戦いを挑まれましたが、結局戦いに負け妻にされてしまいました。ペリドットはその時に流したペレの悔し涙だといわれています。


宇宙にもあるペリドット


ペリドットは隕石の中にも見つかることがあります。鉄と岩石からなる隕石には透明なペリドットの結晶が含まれていることがあり、大きなものは宝石として出回ることもあります。このペリドットは宇宙ではじめて発見されたジェムストーンとしてとても希少価値の高いものとされています。





ペリドットはどんな意味を持つ石?


ペリドットの宝石言葉

夫婦の幸福」「平和」「和合」「幸運」など



ペリドットのパワー


・嫉妬や恨みをはねのけるポジティブなパワー

マイナス思考や感情を取り払う

人生に明るさや希望、光などのプラスの性質をもたらす


ペリドットは8月の誕生石なだけでなく太陽星座乙女座の誕生石でもあります。





夫婦仲を円満にすると「夫婦愛」のシンボルとしても親しまれているペリドット。お互いの誠実さを伸ばし、いつまでも仲のいい関係を続けるサポートをするとも言われ、夫婦だけでなくカップルでつけるのもオススメだそうです。


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